本を読んでいると、いつの間にか指先がカサカサしてきませんか?
紙をめくるたびに油分が奪われてしまい、乾燥して手荒れが気になることもあります。
せっかくの読書時間なのに、手が不快だと集中できませんよね。
そんなときに頼りになるのがハンドクリーム。
保湿はもちろん、香りでリラックスできたり、気分を切り替えるきっかけにもなります。
今回は、私が実際に愛用しているものも含めて、読書時間を快適にしてくれるハンドクリームを3つご紹介します。
読書中はなぜ手が乾燥するのか

読書をしていると、指先がカサカサになったり、紙に油分を取られてしまうように感じることがあります。
これは気のせいではなく、実際に「紙が水分や油分を吸収してしまう」ために起こる現象です。
紙は多孔質で吸湿性があるため、長時間触れていると手の皮膚表面の油分や水分が奪われ、バリア機能が低下しやすくなります。
さらにページをめくる動作を繰り返すことで摩擦が加わり、乾燥が進んでしまうのです。
加えて、読書の前や途中で手を洗ったり、アルコール消毒をする習慣がある人は要注意なんです〜
皮脂膜が減少し、さらに指先が乾燥しやすくなります。
そして、私たち50代になると加齢によって皮脂の分泌量が減少し、もともと乾燥しやすい状態にあります。
そのため、読書中の紙による乾燥や摩擦の影響を受けやすく、若い頃よりもカサカサが気になるようになるのです。
まとめると、紙の摩擦や吸湿、手洗い・消毒の習慣、そして加齢の影響が重なることで、読書中は思った以上に手が乾燥しやすい環境ができあがっているのです。

手の甲ではなく掌からハンドクリームを塗るようになっちゃった💦
読書中の手の乾燥を防ぐ方法
紙の摩擦や吸湿性、手洗いやアルコール消毒、そして加齢の影響が重なって、読書中は手が乾燥しやすい状態になります。
でも、ちょっとした工夫を取り入れることで、指先のカサカサを和らげ、快適に読書を楽しむことができます。
ここでは、具体的な対策をご紹介します。
ハンドクリームの選び方
読書中に使うなら、ベタつきの少ないタイプがおすすめです。
・速乾性のあるジェルや乳液タイプ
・無香料・微香料で本に香りが移りにくいもの
・保湿成分(シアバター・グリセリン・ヒアルロン酸など)が配合されているもの
ページを汚さないために、「読書前」ではなく「読書後」にしっかりケアするのもポイントです。
室内環境を整える
本と同じように、空気が乾燥すると手も乾燥します。
・加湿器を使って湿度40〜60%をキープ
・卓上加湿器を置くと、読書デスク周りでも快適
湿度管理は手の乾燥防止だけでなく、本の保存にも良い影響があります。
便利アイテムを取り入れる
摩擦を減らすことで、指先の乾燥やひび割れを防げます。
- 指サック
ページめくりがスムーズになり、指先を保護 - フィンガーモイスチャー
少量の水分を指につけて紙をめくれる便利アイテム
読書中に使いたいハンドクリームの選び方
読書中に手が乾燥するのは避けられないものの、ハンドクリームをうまく選べば快適に本を楽しむことができます。
とはいえ、べたつきすぎるクリームだとページに跡がついたり、本を汚してしまう心配がありますよね。
ここでは「読書中にぴったりなハンドクリーム」を選ぶときのポイントをご紹介します。
・ベタつかないこと
すぐに肌に馴染んで、紙に油分がつかないタイプがおすすめです。
吸収が早いものを選ぶと快適に読書を続けられます。
・香りで気分が上がるもの
ふわっと広がる香りは気持ちをリフレッシュさせてくれます。眠いときや集中したいときなど、香りによって気分を切り替えることができます。
・持ち運びやすさ
小さなチューブタイプなら、図書館やカフェにも気軽に持って行けます。カバンの中に1本常備しておくと安心です。
ハンドクリームは乾燥対策だけでなく、気分を切り替える小さなツールにもなります。
特に私たち50代は手が乾燥しやすいので、ちょっとした選び方で快適さがぐんと変わるのです。
おすすめハンドクリーム
◾️ロクシタン シアバター ハンドクリーム
シアバター20%配合で高い保湿力がありながら、ベタつかずサラッとした仕上がり。
世界中で人気のロングセラーです。
30mLのチューブタイプは持ち運びに便利で、読書や外出先でも気軽に使えます。
自然な香りがふわっと広がり、リラックスしながら読書を楽しめます。
◾️ c
自然派ブランド「パックスナチュロン」の定番商品。
合成香料や着色料を使わず、シアバターやビワ葉エキスといった天然成分でしっとり潤います。
無香料なので場所を選ばず使え、軽やかな使用感は図書館やカフェでの読書にもぴったりです。
◾️キスミー薬用ハンドクリーム
昔から愛され続けるロングセラー。
小さなチューブで持ち運びやすく、外出先で乾燥が気になるときに便利です。
香りは独特でメンソレータムのように感じるかもしれませんが、私はむしろこの香りに安心感を覚えて、長年愛用しています。
読書中に手が乾燥して集中できないとき、頼れる存在です。
まとめ
本を読んでいると、指先が乾燥して気になってしまうことはよくあります。
特に50代になると加齢によってもともと乾燥しやすい肌になっているため、ハンドケアは欠かせません。
今回ご紹介したハンドクリームは、それぞれに特徴があります。
- ロクシタン・・・・・香りも楽しみたいときに
- パックスナチュロン・・・無香料で場所を選ばず安心
- キスミー薬用・・・・昔からの安心感、独特の香りに癒やされる人も
読書のお供にぴったりのハンドクリームを見つけることで、快適さや集中力がぐんと高まります。乾燥対策だけでなく、ちょっとしたリフレッシュや気分転換にもつながりますよ。
あなたもお気に入りの1本を見つけて、より充実した読書時間を楽しんでみませんか?

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